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- 参拝の手引き
手水・参拝・玉串について
ご参拝いただく際は、手水舎で手と口をすすぎ身を清めます。
昔から清らかな水は穢れを流すとされ
手水は禊（みそぎ）を略式化したものといえます。
- 一、左手を先に清め、次に右手を清めます。
- 二、左手に水を受け、口をすすぎます。
- 三、もう一度、左手を清めます。
- 四、柄杓を縦に持ち、残った水で柄を洗い流します。
ご参拝いただく際は
二拝二拍手一拝の作法で行います。
- 一、始めに姿勢を正し次に腰を九十度曲げ二回頭を下げます。
- 二、両手を合わせ、二回手を打ちます。
- 三、もう一度頭を下げます。
玉串とは、榊や樫・樅の枝に、白い紙でできた紙垂（しだ）を結びつけたものをいいます。
玉串を神前に捧げて拝礼するのが正式な作法です。
- 一、玉串を受け取り、右手で玉串の根元を持ち
左手で支えるように持ちます。 - 二、神前へ進み、軽くおじぎをします。
- 三、左手を下げて右手で玉串の根元を持ちます。
- 四、玉串をさらに時計回りに回し、根元を神前に向けます。
- 五、玉串を祭壇の上に置き
二拝二拍手一拝をして元の席に戻ります。
神棚の祀り方
お札を受け取られましたら神棚にお祀りをして下さい。神棚は、家の中で神様が御休みになられる場所になります。北を背に南向きか西を背に東向きで、明るく清らかで目線より少し上の位置に設けて下さい。また御札の並べ方は
【三体並べることができる宮形（三社造り）】
・中央に、伊勢神宮のお札（神宮大麻）
・右に、氏神さまのお神札
・左に、その他の崇敬神社のお神札
【お札を重ねておまつりする宮形（一社造り）】
・手前に、神宮大麻（じんぐうたいま）
・その後ろに、氏神さまのお神札
・さらに、その後ろに、崇敬神社のお神札
以上の二通りがございます。神様へは毎朝、神饌（しんせん）というお供えを致します。常の神饌は、米・塩・水になります。そしてお酒や頂き物、季節の初物などがあるときは、最初に神棚にお奉りをします。拝礼の仕方は、神社にお参りするときと同じで、二拝二拍手一拝です。毎朝の神饌をお供えする時、毎夕のお供え物を下げる時には、この作法でお参りをして下さい。また神様にお供えしたものは「お下がり」として家族で頂いて下さい 。
